詩の仲間だったM君が、「目覚めて今朝は秋だった」のフレーズを書いたのはもう30年以上前の話だ。でも、このフレーズはこの時季必ず思い出して、夫との話題に一度は上る。秋は本当に「突然」やって来るんだもの。
それまでジメジメじとじとしていた空気が、ある日急に乾いた空気に変わっている。秋の始まりだ。「この暑さはいつまで続くんだ」とグチを言っていたのがうそのように。
夏の間楽しんだゴーヤも、今なっている分を食べたらそろそろ終わりだろうか。この間買い込んできたダイコンや菜っ葉の種も、早く蒔かないとタイミングを失ってしまいそうだ。
秋到来とともに、10月から始まる夫の個展が気になりだした。10月1日からだから、あと3週間しかないではないか。去年は期間中に高熱を出した夫、今年は何もないといいんだけど。
私の次の仕事はいまだ目鼻もついていないんだけど、もしこのまま決まらないなら専属の営業になって夫の焼きものを売り歩こうかなんて考え始めてもいるこの頃(といっても、実際のところ焼きものだけで食べていくなんて、よほどの手腕がないとむずかしいだろうなあ。でも二人でバラバラの仕事をするんじゃなく、同じ方向を目指せるのは魅力)。
ということで、夫の個展のご案内をここでちょいと。
西荻駅北口から2分の
FALLで、RIKIおじさん久しぶりの個展です。
10/1~10/5 12:00~20:00
お近くの方、お時間のある方、どうぞお出かけください。
今回は「キャンドルを入れて楽しむ陶器」や、額まで手作りの陶額、小物入れなどを展示・販売する予定だそうです。まだあと1回焼くと言っているので、内容が少し変わる可能性もあります。