このところ頻繁に電車に乗る。車中、ほむらひろしの『にょっ記』なぞ読んで、「うふふ」とマスクの下で笑っていたら(マスクは車中で居眠りするのに気が楽なのだ)、間に勝間和代の『断る力』なる文庫の案内チラシが挟まっていた。
勝間和代はテレビでちょい見たくらいだけど、このタイトルだけがずしんとココロに落ちる。ああ、そうなのだった。職を失うことの衝撃で、なんでもかんでもいいさいいさで受けてきたのが今たたっている。
いまになって、あれは勇気を出して断るべきだった、と思うものがいくつか。後から出てきた「良心的な待遇のお仕事」が十全にできないこのつらさよ。
うすうすわかってはいたんだけどねえ。
その筋の皆様。不況の中ではありますが、この世界、探すと仕事はけっこうあります。あせりは禁物ですぞ。
先日は市民ネットもとうとう休んでしまったし、いまや、起きている時間のほとんどを仕事にむけているような。話題は「なに食べる?」「仕事が…ああ!」ばかり。
前にも増してつまらんやつになっているなあ。我ながらおもふ。