気づいたら、世間は明日からお盆休みなのか。そろそろとは思っていたけれど、何だもう来てしまったのか。納品が遅れ気味のあれこれ、それにしては催促がない。来るはずの後続も滞り気味だから、あちら様も余裕がないんだろうか。
先週のこだまの足びっこ以来、「何が何やら」がますます極まっている。3日経っても治らないので、ネットで探した整形の専門医に連れていったのが5日。暑いなか車の中でハアハアいいっぱなしのこだまを必死でおさえ、毛だらけになりながら遠路連れて行って、空腹のまま長いこと待って、そのあと長い長い院長の診察とお話があって、「靱帯断裂」「手術」「えっ、骨を切る?」「金具?」「そんなに高いんですか…」「効果のほどは…」。
「手術がべストとはいわないが、もう一方も1年くらいで断裂する可能性はかなり高い」「大型犬の介護は大変です」なんてことばはもう断片で聞いていた。エアコンの風がビュービュー当たる部屋で。
出かける前にあわてて仕事を送信して、帰ってきたらまた1件発送して、そのあとも仕事を…と思ったけれど家についたらあまりにも疲れすぎていて、完遂はかなわず。2人と1匹で長いことダウンしていた。診察に行ってかえって悪くしたか?
本当に切れているのか、何か修復の方法はないのか、毎日検索してはため息をついている。どうしてやるのがこだまにとって最善なのか、最新の技術で手術してあげるのがいいのか(その前に関節鏡で確認もしなきゃいけないそう)、そっとそっとこのままで過ごさせる方がかえっていいのか(少し回復傾向にある気もするが、これで安心するとかえって半月板を痛めてしまい、もう取り返しがつかなくなると医者はいったのだ)、私たちは何ができるのか、いつまで考えても答えは出ない。結局いつもの毎日を繰り返している。
気づけば、しばらく見守るという選択肢を選んでいるのだな。
生き物の体は完璧というのはない。パーツを取り変えたらまた復活ってのはたぶん夢物語。老いはだれにも止められない。あっちが出たら、次は別なこっちがきっと出てくる。みんなができるだけ穏やかに暮らすには、どうするのがいちばんいいんだろうね。
その間にも仕事の期限は迫ってくる。すきまを仕事で埋めて、ほかのことに気が回らない。帰ってくる娘たちに今回はお助け願えるんだろうか。娘2が連れてくる(預けに来る)新たな犬の出現もあって、わが家はさらに混乱の度を増す予定。
社会のできごとにも、目を向けにゃいかんのよ。知らぬ間にいろんなことが進んでいくからね。しかしこの暑さと家庭内の事件で、ついつい振り回されちゃうなあ。これはまずいですよ。