学校から、新年度時間割の連絡があった。各2時間で週2日。午前4時間1日でまとめられたらベストだが、そうそううまくはいかず、虫食いで半日ずつがつぶれる予定。ま、こんなところか。
…と思ったところへ衝撃のお知らせ。
ショックだったのは教委からの申し渡し。
・常勤と同じようにリキをいれて授業をしてもそのペイは格段に少ない
おまけに
・時間割は続けて組んではもらえず無駄になる時間が多い
が、
・支払いは授業時間分キッチリしか支払われない
・次年度の補償はまったくない
…とこれは今までの非常勤哀話。
今年度からはこれに加えて
・夏休みは解職され、無給になる
というのが加わった。
仕事が2つある私はどうにかなるが(もともとペイも少ないし)、講師だけで食べている人は夏の間どうすごせというのだろう。
さらに追い討ちをかけるように、行事で授業がつぶれたとしても、出校の義務があるのだとも言い渡された。
それなら授業の準備を家でしている分は、時間外手当を出してくれるのか。
教委の厳しい決定に、ちょっと怒りモードの本日。
個人攻撃を受けたわけではなく、単に社会全体の視線が公務員に対して厳しくなっている折から、末端の臨時雇い公務員に対しても、教委が守りの体制に入って対応したがためだということはよくわかるのだが、あまりの待遇の悪さ・報われなさに、がっかりしてしまう。
学校に行って、さほど冴えてもいない常勤の先生の中にはいったら、ますますこの気分は助長されそうだ。
これじゃいい授業をしようなんて、考える気力もなくなってしまう。
学校には臨時教員が案外たくさんいるんだぞ。
生活の不安を抱えていてはいい授業はできないぞ。
学校の雰囲気も悪くなるぞ~。
ああ、もう来年は辞めようかなあ。
こんなことくらいでも「疎外感」めいた気分を感じるのだから、本当にリストラされた人が、それをきっかけに鬱になるというのもなんだかわかる気がする。
人って、ガラスのハートを抱えて生きてるんだなあ。