ピンポーン。やってきたのはたけのこさん。いえ、たけのこを抱えた近所のSさん。なんてことでしょ。何の根拠もないまま「
おいしそうなたけのこをゲットしてきて」と書いたその約2時間後に、そのたけのこが、わが家の玄関先にいるなんて。
近所のスーパーで見かけたような切り口の茶色くなったブサイクなヤツじゃなくて、切り口のみずみずしい美人さんのたけのこが、「早く食べて!」と私にウインクしていた。早速ぬかと一緒にゆでゆっくり冷ましてから、かつおダシをとって、まずはシンプルにしいたけとたけのこの煮ものに。てっぺんにはもちろん、山椒の芽。
さらに。
本日実家に顔を出したら、やはりここでもたけのこの山。やっぱり近所で山ほどいただいたという。ウチにゆでたのが残っているにもかかわらず、食いしん坊はゆでたやつをどっさりもらってきた。目下ウチは、「たけのこお大臣」。
いや、ウソのようだが本当の話。
というか冷静に分析しちゃうと単に「シーズン」てことか。でも、強く念じたからたけのこさんがやってきてくれたと考えるほうが、なんか楽しい。