ずっと『自粛』(借りもののセリフ)していたブログ。まだ、仕事のけりはついていないので、あまり時間はかけられないのだけど、まあ、記録ということで。
聾学校高等部の卒業式。涙のお別れはコブクロのYellで手話コーラス。知らなくても、歌詞を見ればなんとなく手まねで歌ったつもりになれるところが、手話コーラスの強み。
「どうしてももう一度Kodama T に会いたい」なんて賀状をもらったおかげで、ついつい時間を捻出して参加してきてしまった。
たった5人の旅立ち。中学1年生の頃は、キャーキャーとうるさかったんだどねえ、あっという間に大人のふり。あと少しでほんとの大人になっちゃうんだろうなあ。
聾学校はますます生徒数が少なくなって、来賓もほんとに少ない。
聞こえない子も「ノーマライゼーション」てことで、地域の学校に入ることが多くなってるんだろうな。地域で、優しく見守られて育っていけるならそれがベストだけど、もし聞こえないことが原因でつまはじきされたりしてしまうくらいなら、聾学校でのびのびの暮らしを体験できるほうがベターだと思う。
とはいっても、いったいどうなるかは入ってみなくちゃわからないし、もし自分の子が聾者だとして、親としてどっちを選ぶと言われれば、選択は限りなく難しい。
中学までは地域の学校へ行って、高校から聾学校ってパターンも多いと思うけど、聾学校のための教科書なんてまるでないというこの現状って、問題ありすぎだと思うね。
と、久しぶりに聾学校のことを思い出して書いたけど、かかわりのあった私だって、いつの間にか聞こえない人や見えない人のことを忘れて毎日を過ごしちゃってるもんなあ…。