このところ危ない時期で、ココロがふらふら。いつもの「布団に挟まった豆が気になって気になって」という状態が続いている。明け方、布団の中で激しい雨音を聞きながら、「このままではいかん、自分に処方箋を書かねば」と思った。
朝、机に向かい、トニー・マクマナス The Maker's MarkをBGMに仕事を始める。ギターの音だけが静かに流れて。少し効いてきたかも。いやいやあれこれ思いがめぐりすぎて、こりゃ効きすぎたかも。
1人ギターに向かって彼は、あのフレーズはこのフレーズはと、何度も立ち止まりつつ、思いをめぐらせつつ作曲したんだろうか。遠く離れた場所で自分のことを考えているヤツがいることを、彼は知るよしもない。私が誰かにどこかで影響を与えていることだって、ひょっとしたらあるんだろうか。
人は何かに勝たなくていい。ひとりぼっちでもいい。褒められなくてもいい。ぐうたらでも愚図でもそのままでいい。調子が悪くなったら、音楽や本に助けてもらえばいい、なんてね、ちょっと思った。
あれこれ「思う」ことができるのも生きている時間だけだ。私の生きている時間には私の思いがいっぱいにつまっている。自分をたいせつにしてあげようね。